アガベの耐寒性はどれくらい?アングスティフォリアとアメリカーナ

アガベの耐寒性はどれくらい?アングスティフォリアとアメリカーナ アガベ
アガベの耐寒性はどれくらい?アングスティフォリアとアメリカーナ

冬まっただ中、今日もとても寒いです。

 

明日はまた最低気温がマイナス5度になるそうで、屋外に置いている植物のことが心配になります。

 

気温が低くなるこの季節は、多肉やサボテンへの水やりは控えていますが、数日前に雨が降ったので土は少し湿っています。

 

年始の大寒波のような被害が出なければよいのですが。

 

アガベ・アングスティフォリア冬の寒さの被害

まだ元気だった10月の姿

左はアガベ・アングスティフォリア、右がアガベ・アメリカーナです。

 

この写真を、こんなに悲しい気持ちで見る日が来てしまうとは・・・そうです、この冬は大失敗をしてしまいました。

 

アングスティフォリアは、うちにいるアガベの中では柔らかめの葉を持つ種類です。

 

植え替えをしてから、ぐんぐんと大きくなり、数ヶ月でコンテナが少々狭くなってしまうほど成長していました。

 

暖かくなったらまた植え替えだな~と思っていましたが、年始の大寒波で可愛そうな姿に。

奥のがアングスティフォリア

 

屋外で育てたいアガベ・アングスティフォリアの耐寒性は?

新年を迎え、年末から寒い日が続いていましたが、それでもアガベ・アングスティフォリアは変わりなく元気でした。

 

その頃、私の住む地域ではマイナス2度まで下がることがあったので、マイナス2度は大丈夫ということになります。

 

問題の被害があったのは1月中頃の寒波の影響で、ひどく気温が下がりました。

 

この頃、最低気温がマイナス6度近かったようです。

 

雪も積もり、凍ったあげく溶けてしまったのだと思います。

 

マイナス6度では、枯れてしまうということが分かりましたが、もう手遅れです。

 

アガベ・アングスティフォリアの耐寒性を調べると‐3.9度だと分かりました。

 

屋外で育てたいアガベ・アメリカーナの耐寒性

さて、アガベ・アングスティフォリアと同じコンテナに植えていたアガベ・アメリカーナは青の竜舌蘭とも呼ばれる、アガベのなかでも寒さに強い種類です。

 

アングスティフォリアと比べると、葉はかなり硬く厚みもあります。

 

私の勝手なイメージで葉が分厚い方が寒さに弱いのではないかと思っていましたが、アガベ・アメリカーナ皮が強いのかマイナス6度になっても無傷でした。

 

路地植えによくされているのも、納得できます。

 

アガベ・アメリカーナの耐寒性を調べると‐10度でも無事だったという記事を見つけました。

 

しかしこれは、枯れなかったというだけで葉はかなりのダメージを負っていました。

 

アガベを地植えにするなら寒さに強い耐寒性のある品種を選ぶ

当然のことを見出しにしてしまいましたが、住んでいる地域の気候によって耐えられる品種を選ばなければなりません。

 

アガベ・アメリカーナ、アガベ・パリーやアガベ・ストリアータなどは耐寒性があるので、凍るような夜にも耐えてくれるのかもしれません。

 

「耐寒性がある」と言ってもお住いの地域によっては冬の寒さに耐えられない可能性もあります。

 

また、吹き曝しの場所と軒下ではもちろん気温は違います。

 

さらに、小さな株と大きく育った頼もしい株では耐性はまた違います。

 

最後になりますが、近所にアガベ愛好家のお宅と思われる、たくさんの種類のアガベを地植えされている素敵なお庭があります。

 

そのお宅は、わが家より山の上の方で、高度がたかく最低気温も何度か違うと思われます。

 

先日、お宅の横を通りかかると、大きなアメリカーナの半分が溶けてしまっていました。

 

単純にわが家とでは気温の差がありますが、それ以外にも強く冷気が吹きこむ場所だと気温よりも冷えるのも事実です。

 

地植えをする場合は、植えるアガベの種類だけでなく、植える場所の検討も大切なのだと思います。

 

※翌年以降、そのお宅は冬の間は地植えのアガベたちの寒冷紗を巻いて冬越しさせてらっしゃいます。

シンセイ 寒冷紗 白 1mm目 1.8m×10m

見た目が悪くなるので…とか考えていると、完全に溶けてしまうという被害が起こってしまうかもしれません。

 

寒さに強いアガベの種類でも、特に冷え込みの厳しい日は対策が必要ですね。

きみどり
きみどり

わが家の冬の寒さの被害については「寒波による黒法師たちの被害が止まりません」でも書いています。多肉植物は溶けると再生しないので本当に悲しいです。

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