9月下旬にアゲハの卵を持ち帰り、息子と一緒に幼虫の飼育をし、40日近くが過ぎようとしてます。
幼虫の食欲は旺盛で、餌の調達にはかなり苦労をしてしまいましたが、無事その日を迎えることができそうです。
鳥の糞から終齢幼虫の「目玉ちゃん」期を経て、さて次の形態へと変化する日が近づいています。
「目玉ちゃん」蛹になる準備を始める
食欲がなくなって心配していた「目玉ちゃん」ですが、何やら動きがありました。
壁を登り、何やらクネクネと動きながら作業中です。
むちむちのボディをさらに縮め、これは紛れもなく蛹になり始めています。


枝なんかを早めに入れてやれば良かったのでしょうが、時すでに遅し。
虫かごの壁面で前蛹になりました。
ただ心配なのは、宙吊り状態であること。
糸を出して、体を固定するようですがうまくいかなかったのかもしれません。
この状態で無事蝶になることができるのでしょうか?
まだまだ心配な状況が続きそうです。
※その後無事蛹となりましたが、壁から落下して床に落ちてしまいました。

もう1匹は、正常な向きで蛹になれたようです。
今はもう11月に入ったので、このまま越冬するのでしょうか。
これまでは、外敵のことや観察のしやすさを考えて、室内で飼育してきましたが、真冬に羽化しては可哀想なので、虫かごを室外に置くことにしました。
「目玉ちゃん」蛹のまま寒さに耐える

蛹になり、室外管理中です。
季節は冬、蛹になり1か月が経過し、12月になりました。
蛹の様子は若干だけ、色が茶色くなってきたでしょうか?その他大きな変化はありません。
蛹の中では、想像できないくらいの変化が起きているのでしょうが、外から見る限りでは、そんな様子は全く検討がつきません。
冬のシーズンに蛹になると、4ヶ月もの間、蛹の状態で冬の寒さに耐え、蝶となるようです。
我が家の「目玉ちゃん」ツインズは11月に蛹となったので、蝶の姿になって会えるのは3月頃でしょうか。

春まで寒いだろうけど、私の多肉棚で寒さに耐えて頑張るんだよ〜
さてさて、アゲハ飼育日記はもうすぐ終盤。どうぞもうしばらくお付き合いください。
続きは「アゲハチョウの幼虫飼育中<その5>」で。
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