我が家の赤い癒し系のメダカたち<楊貴妃>

我が家の赤い癒し系のメダカたち<楊貴妃> メダカ
赤くて美しい

我が家では、楊貴妃という赤いめだかを屋外で飼育しています。


春になり水温が上昇してくると、毎朝おなかに卵をつけている雌の姿を見かけるようになりました。


コロナ禍で学校が休校になり、暇を持て余す子どもと一緒にメダカの卵を観察してみることにしました。


1年生の赤ちゃんめだかは立派な姿に

昨年の夏の終わりに、実家の父に楊貴妃という朱色がとても美しいメダカを8匹分けてもらいました。


実は、我が家ではメダカの飼育は初めてではありません。


5年ほど前に、幹之メダカを飼育していました。


幹之メダカは、白いボディーがキラキラ光る美しいメダカです。


幹之メダカ/ミドリトキ色

2年間、玄関先に置いた大きな壺の中で20匹ほどを飼育していました。


夏場は餌をやりますが、冬の間は特に世話をすることもなく、全く手がかかりません。


手間いらずのメダカたちですが、私が壺を覗くと水面に集まってきて可愛かったです。


なぜ過去形なのかと言いますと、ある朝いつもどおり餌を片手に壺を覗くと、メダカは1匹も身当たりません。


1匹もです。


混乱しながら、1匹もいなくなった理由をひたすら考えました。


何日か後、壺にほど近い場所でオニヤンマのヤゴの抜け殻を発見して、ようやく姿がなくなった理由が分かりました。


そんな苦い経験をしたので、しばらく飼育は自粛していましたが、楊貴妃のあまりの美しさにまた飼育してみたい気持ちになったのです。


1年前に生まれた1年生の子たちですが、立派に大きくなりました。


底まで見える浅めの睡蓮鉢でメダカを飼う

前回利用していた壺は、かなり深く、雨の後以外は底は見えない状況でした。


ですから、あんなに大きくヤゴが成長していても全く気づきませんでした。


また同じ目に遭わないように、今回は浅めの睡蓮鉢での飼育です。


飼育し始めてから1年が経ちますが、1匹のメンバーも欠けることなく順調に生活しています。


メダカの産卵の季節

4月になってから毎日卵を産むようになったので、透明カップに採取して観察してみることにしました。


大きめのカップに、合計40個ほどの卵を入れ虫眼鏡で観察しました。


メダカの卵/ミドリトキ色
メダカの卵

卵の中に目のような黒い点が見え始めると、嬉しくて子どもと一緒にはしゃいでしまいました。


メダカの卵/ミドリトキ色
メダカの卵

順調に成長している様子のメダカなのですが、10日ほど経過すると水カビのようなものに覆われて、卵が腐るという現象が毎回起きていました。


インターネットで調べながら、生きている卵と死んでいる卵を分離してみたり水替えを頻繁にして水質に気を配ってみました。

きみどり
きみどり

観察用プラカップで卵から孵化させる方法についての記事もあるので、やってみようと思われる方は読んでみてくださいね。


3度めの挑戦の時、ようやく2匹が孵化しましたが、1匹は奇形だったのかうまく泳げておらず数時間後には底に沈んでしまいました。


結局その時無事かえった1匹を大切に育てています。


幹之メダカの時は、もう少し簡単に孵化していた記憶でしたが、透明カップでの管理が思っている以上に難しいものでした。


水量の多い容器では、観察は難しくなりますが孵化はしやすくなると思うので、赤ちゃんメダカがもう少し増えるまで卵を採取したいと思います。


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