卵から幼虫を育て始めて、遂に蛹になった我が家のアゲハ。
息子と図鑑を眺めながら、アゲハ蝶にもたくさんの種類があることを知りました。
そして、今まで「アゲハ」と呼んでいた我が家のツインズは、ナミアゲハかキアゲハどちらなのかと分からなくなりました。
ナミアゲハとキアゲハの違い
図鑑で見比べると、ナミアゲハの羽の黄色がキアゲハよりは薄い気がします。
ただ、見た目では違いが分からず、そもそも我が家のツインズは、蛹の姿までしか見たことがないので、蝶の姿で見比べるのは難しいようです。
しかし、そもそもナミアゲハとキアゲハは食べる葉が違うらしいのです。
ナミアゲハは柑橘系の葉を食べますが、キアゲハは人参やセリの葉を食べるそうです。
それじゃ〜やっぱり、ナミアゲハちゃうか?
また、幼虫の見た目も全然違うようです。
ほらね、全然違う!
じゃあ、うちのツインズはやっぱりナミアゲハでしたね。
アゲハチョウの仲間はこんなにいた!
日本に分布するアゲハチョウを調べてみました。
よく見かけるものから、こんな蝶いるんだ!と初めて見たものもいましたよ。
ナミアゲハ
我が家のツインズと同じナミアゲハ。こんなに美しく羽化する日が待ち遠しいです。
キアゲハ
こちらもよく見かけるアゲハですね。羽の付け根が、ナミアゲハより黒いらしいです。
ギフチョウ
年に1度、4月にのみ現れるということで「春の女神」と呼ばれています。生息地はどんどん減ってるんですって。
ヒメギフチョウ
ホソオチョウ
韓国から持ち込まれた外来種です。どんどん分布も広がっている強い種のようですね。
ウスバアゲハ
年1回5月頃に見られる蝶です。羽は透けていて、ボディはミツバチのようにモフモフですね。
キイロウスバアゲハ
ジャコウアゲハ
雄は黒っぽく、雌は黄色の蝶です。ウマノスズクサという植物を幼虫は食べるので、この植物の生える地域でしか見ることができません。
ベニモンアゲハ
紅色の紋が美しい蝶ですが、植物由来の毒を持っています。もともとは日本には分布していない種類の蝶でしたが、地球温暖化の影響か、沖縄本島や奄美諸島などでも最近は見られるようです。
アオスジアゲハ
青いラインが美しい蝶ですが、クスノキというよく見る木の葉を幼虫は食べます。ですので都内でもよく見かける蝶です。
ミカドアゲハ
オガタマノキの葉を幼虫が食べるので、神社でよく見られるようです。
日本でも、多くの種類のアゲハが分布していることが分かりました。
海外から人為的に持ち込まれたもの、気候の変化で分布が広まっているものなど、アゲハチョウを取り巻く事情も変化しているようですね。
結局、我が家のアゲハは山椒の葉に産み付けられた卵から孵化したので、ナミアゲハでした。
息子、残念でした。
ナミアゲハとキアゲハの幼虫の姿を見比べて、「僕、キアゲハの幼虫は愛せないな。」とぼやいていました。
飼い始めたらどちらも可愛いのでしょうが笑。
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