11月の初旬に蛹になった、我が家の「目玉ちゃん」。
12月に入り、朝晩の冷え込みがぐっと強くなってきましたが、蛹のまま屋外で寒さに耐えています、
いよいよ年の瀬も近づき、週間予報では年末年始は、年越し寒波で大荒れとのこと。
「目玉ちゃん」蝶になる
いきなりタイトルにしてしまいましたが、クリスマスが終わった26日、目玉ちゃんが蝶の姿になっていました。
虫かごの中で、羽ばたく様子もなくじっとしています。
春になって、蝶になった2匹を見送る夢を抱いていましたが、もうすぐ大寒波が到来するというのに羽化してしまうなんて。。。
息子と話し合って、虫かごの蓋をとり、そのまま様子をみることになりました。
もう1匹は、まだ蛹のままです。
次の日、昨日羽化した蝶はまだ動かず、もう1匹は羽化して姿が見えなくなってしまいました。
羽化して4日目は、風が強く吹き雪も降る日でした。
強い風で飛ばされてしまったのか、アゲハは庭の芝にしがみつき羽が風を受けています。
この日から強烈な寒波の影響で、私の住む地域も一層寒くなるとのことです。
息子は、もう1羽の蝶も見つけ、家へ連れて入りました。
「目玉ちゃん」羽化に失敗?食欲旺盛は変わらず
家に連れて入り、クワガタ用の昆虫ゼリーを与えると、2匹ともくるくるっと巻いていたストローを伸ばし、飲んでいる様子。
2匹を見比べると、少し柄や色合いが違うのがわかります。
そして、左の先に羽化した蝶は、左側の前翅(”ぜんし”と読みます。上側の羽のこと。)が折れ曲がっています。
右の蛹時代に床に落下してしまった子は、後翅(下側の羽のこと。)がしわしわです。
家の中へ連れて入ってから2日目、蝶はよく羽ばたくようになりました。
羽ばたきますが、上手に飛ぶことができず、裏返ってしまったりします。
さて、蝶を飼育するのは初めての経験なので、何をどうしたら良いか分からず、手探り状態です。
飼育されている方のブログを読むと、1日1回、食事を与えていらっしゃいました。
ポカリスエットでも代用できるみたいなので、少し安心しました。
息子は、卵から育て羽化までした蝶の観察に夢中ですが、私は少し複雑な気持ちでした。
卵を持ち帰り、幼虫を飼育した様子は「アゲハチョウの幼虫飼育中」で書いています。
自然のものを持ち帰り、飼育をし、こんな寒い時期の羽化。
私たちが手出しをしなければ、今頃はまだ蛹のまま春を待っていたかもしれません。
逆に、外敵に襲われていたかもしれませんが、それは自然では当たり前のこと。
自然界のものを飼育する難しさや、羽化の難しさ、折を見て息子とも話してみたいと思っています。
コメント
[…] 昨年飼育していたアゲハ2匹のことを思い出しました。その様子は「アゲハチョウの幼虫飼育中<その5>」で書いています。 […]