4月に入り、冬の寒さでたくさんの葉を失ってしまったレモンの木も、葉が増えてきて元の姿を取り戻しつつありますが、ふと気になるものを発見しました。
新しい葉が出てくるときとは明らかに違う、球状のものがレモンの木に現れました。
もしかしたらこれはレモンの花の蕾なのかも!と思い、レモンの花の咲く時期やつぼみの形状について調べてみました。
レモンはいつどんな花を咲かせる?
5~6月の初夏の頃、レモンは花を咲かせます。
こんな白い可愛らしい花で、開花するとレモンの木がある辺りは爽やかなレモンの香りが漂うそうです。
さらに、レモンは環境が整えば7月、9月と年に3回も花を咲かせる四季咲き性があります。
うまくいけば、これから秋にかけて可愛い花をたくさんみることができるかもしれません。
また、3回に分けて花は咲きますが、5月に咲く花の数が1番多いそうです。
今まで2年間レモンの花が咲きましたが、どちらも花が咲いたのは春先だけです。7月と9月に咲いたことはまだありません。
わが家のスイートレモンの木は、昨年は3本の枝が新しく伸びました。
しかし、実はこのレモンの鉢植えはアゲハ蝶飼育のために購入した鉢で、新しく伸びた枝の葉全てをアゲハチョウの飼育に使ってしまいました。
今頃になり、アゲハチョウの飼育のために大胆に新芽を全てカットしたことを後悔しています。
でも、昨年は昨年で、命を大切に育てていたわけなので、逆に今年からはご縁あって出会ったレモンをしっかり育てていきたいと思います。
これから夏から秋にかけて、お日様のパワーでどんどん生長して大きく育ち、来年へと繋げていって欲しいと思います。
果樹の育て方は、想像していたよりも奥が深そうです。
レモンの蕾はどんな形?いつ蕾が付くの?
スイートレモンの蕾の様子
4月20日
こちらは、4月20日の二つのスイートレモンの蕾の様子です。
よく見ると、この蕾が付いている枝は昨年カットした枝のようです。
今年伸びてきた枝には蕾がついていません。新しく出た芽が伸び、次の年に蕾をつけ花を咲かせ、結実する可能性があります。また、レモンは花の咲く時期が3回あるように、新芽も3回出ます。それぞれ、春芽、夏芽、秋芽と呼ばれ、そのまま伸びて枝になります。春芽が翌年一番蕾を付けるので、剪定の際には春芽を残すようにしなければなりません。
左の白い鉢が、3月最初のスイートレモンの木の様子です。(ちなみに右の黒い鉢はジャンボレモンの鉢です。)
5枚しか葉がなく寂しい枝ですが、上の左側の葉が付いた短い枝に今回蕾ができていることになります。
そして、枝に唯一付いている葉は、昨年から生き残っている葉だということになりますね。
4月28日
上の写真の一枚だけ薄い葉が、冬の寒さでもおちなかった生き残った葉で、この枝には今年葉が一枚も増えていません。
ジャンボレモンの蕾の様子
4月20日
ジャンボレモンの木については、葉が一枚も残らず落ちてしまったので、全て今年出てきた葉だということになります。
そして、枝の1番先に蕾が付いています。
上の写真をご覧になれば分かりますが(右の黒い鉢)、3月の初芽に棒1本という姿だったので、その後元気にこんなに枝葉を伸ばしてくれて、更に蕾まで付けてくれたのでかなり嬉しかったです。
4月27日
4月も終わりに近づき、気温も高い日が多くなってきました。
蕾もぐんぐん大きくなり、開花がもうすぐといった状態です。
レモンの木に新たな住民が現れました
トンボさんです。
朝晩、レモンの木の周りで見かけるようになったので、どうもスイートレモンの木に住んでいるのでは?と思っています。
ちなみに、昨年シマトネリコの木に住んでいた子にそっくりです。
似ているトンボの様子は、「シマトネリコは冬に枯れる?寒さで紅葉してしまった」の記事に載せています。あの子の子孫でしょうか?
開花が待ち遠しい日々が続いていますが、レモンの木の1番に咲く1番花は、不完全花であることが多いそうです。
実がなるところまで見届けることができるかは分かりませんが、とにかく楽しみにしています。
レモンの木に蕾がついたらやるべきこと
さて、今年は蕾も去年よりたくさんついて花の開花、結実も楽しみなところですが、この春から秋にかけて肥料を与えます。
私が使っているハイポネックスの錠剤の肥料は、鉢植えのレモンに手軽に与えることができ(鉢の中に必要数を置くだけです)、残った錠剤の保管も楽にすることができます。
3ヶ月に1度を目安に与えるので、次は開花後に与えようと思います。
花が咲くのも、実がなるのもとても楽しみです!
ありがとう〜蕾ちゃん!
コメント
[…] 開花前、蕾をつけてからの様子は、「レモンの花はいつ咲く?蕾はどんなの?」でご紹介しています。 […]