さて、カエルの飼育をするかどうか悩みに悩んでいましたが、結局いろいろ調べているうちにカエルの魅力にめろめろになってしまった私は3匹のカエルの子を飼育することに決めました。
そしてその他のおたまちゃんは、卵を拾ったあぜ道近くで放しました。
カエルの飼育を始めるにあたって、まだまだ小さな赤ちゃん時代にどんな餌を与えると良いのか、どんな大きさの餌であれば食べるのかを試した結果をご紹介したいと思います。
キイロショウジョウバエを赤ちゃんカエルの餌として与えてみる
まず、おたまじゃくしに後ろ足が生えた頃に用意したのがキイロショウジョウバエでした。
もうじきに上陸するのは分かっていたので、上陸後すぐに餌に困らないようヤフオクでキイロショウジョウバエを培養床付きで購入しました。
培養床に卵を生み、幼虫が培養床を食べ成長しまたハエになる、というしばらくの間はメンテナンスフリーで餌をストックしておける仕組みになっていて感動しました。
ちなみにフライトレス(跳べない)ハエですので、餌やりの際の扱い方はさほど難しくありません。
メリット
- しばらくはメンテナンスせず餌のハエを育て続けることが出来る
- とても小さいので赤ちゃんカエルも食べやすい
- 見た目がグロくない(個人差あり)
デメリット
- 培養床が少し臭う
- 飛ばないが跳ねるので脱走すると捕まえるのが大変
- ある程度カエルが成長するとカエルの食事量に合わせて、とんでもない量のハエを用意しないといけない
上陸したてのカエルにキイロショウジョウバエを与えた様子は動画で紹介しているので、参考にしてみてください。
○【カエルの餌①キイロショウジョウバエ】赤ちゃんカエルは何を食べる?
夏の風物詩であるあのユスリカを赤ちゃんカエルの餌としてあたえてみる
上陸して1週間もすると少し体は大きくなり、たくさんの餌を食べるようになりました。
3匹の子カエルに朝晩の1日2回、100匹ずつのキイロショウジョウバエを与えていたところ、無限システムであったはずのキイロショウジョウバエの羽化が間に合わない!というトラブルが起きてしまいました。
庭でアブラムシを見つけて与えたりもしましたが、アブラムシもずっと同じ草にいるわけではないようである日は1匹もいなくなり、かなり途方に暮れていました。
そのとき偶然見つけたユスリカを捕獲することができたので、注文した追加のキイロショウジョウバエが届くまでの間与えてみました。
メリット
- タダで手に入る
- 夏は結構簡単に見つけることが出来る
デメリット
- 捕まえるのがちょっと大変
- 飛ぶので逃げると捕まえるのは不可能
- 天気によっては見つけられないことがある
- 藁にもすがる思いで捕獲したユスリカを与えた様子を動画でまとめています。
食べてくれると助かる人工フードを赤ちゃんカエルの餌として与えてみる
食べてくれたらいいな~と上陸前に用意していたベルツノガエルの餌です。
小さすぎる赤ちゃんカエルは人工フードをなかなか食べてはくれないようですが、人工フードで飼育されている方もたくさんいらっしゃいます。
カエルにも慣れてもらわないといけないので、少しトレーニングが必要ですが・・・
メリット
- 生き餌と比べると保存でき管理が簡単
- 栄養のバランスがよさそう
デメリット
- 飼い主が頑張っても食べてくれないことがある
餌不足の時に与えてみた動画があります...食べてくれると楽なのだけど。
ついにガチの生き餌コオロギを赤ちゃんカエルの餌として与えてみる
体が大きくなり、キイロショウジョウバエだとかなりの量を用意しないといけなくなり、コオロギを与えてみようとペットショップをはしごしました。
というのも、カエルは頭の大きさ程度の餌は食べることができるらしいのですが、超がつくほどミニチュアサイズのカエルなので、このベビーの頭の大きさサイズのコオロギを探し歩きました。
Sサイズと書いてあるコオロギでもカエルちゃんと同程度の大きさのものばかりです。
入荷情報を確認して、SSサイズのヨーロッパイエコオロギを遠方のペットショップまで購入しに行きました。
小さな小さなヨーロッパイエコオロギ、通称イエコは持ち帰りの容器の空気穴から出てくるというハプニングもありましたが、無事持ち帰り与えました。
その様子も動画で紹介しています。
お馴染みデュビアを赤ちゃんカエルの餌として与えてみる
デュビアは、アルゼンチンモリゴキブリのことでいわゆるGの1種です。
は虫類や両生類を飼育している方にはお馴染みの餌で、餌を飼育しながらペットに餌として与えている方が多いです。
以前紹介しましたが、わが家ではフトアゴヒゲトカゲの飼育もしているので、フトアゴちゃんの飼育を始めた頃からデュビアの飼育をしています。
しかし、大きく育ったフトアゴちゃん用のデュビアは成虫またはLサイズでカエルの3倍以上の大きさです。
食べられるはずもないので、カエルちゃん用に小さいサイズのデュビアを購入して与えてみました。
見た目からして、ダンゴムシのようで殻が固そうなので、消化できるか不安でしたが他の餌と組み合わせながら現在は与えています。
メリット
- 生き餌の中では餌の飼育が簡単
- 見た目はダンゴムシのようでグロくない
- 壁を登れないので脱走しない
デメリット
- 慣れてない方にとってはハードルが高い
- 販売しているお店が少ない(私はいつも通販で取り寄せしています)。
- 冬場は流通が減り特に入手しにくくなる
今までより大きめの餌を食べることが出来るか挑戦してみた様子はこちら。かなり苦戦してます。
ついにまさかのレッドローチを赤ちゃんカエルの餌として与えてみる
いろいろ餌を試しているうちに、フトアゴヒゲトカゲの餌として導入するかどうかを悩んだ末断念していたレッドローチを購入することにしました。
なぜ断念したかというと、デュビアよりも破壊力のあるあの見た目が原因です。
もはやGそのものなので、レッドローチを飼育することにはかなり抵抗があるからです。
ただカエルさんが食事中にデュビアを飲み込みにくそうにしている姿を見て、レッドローチの方が食べやすいのではないか…と思い始めました。
極小サイズのレッドローチなら、アリに見えなくもなく…耐えられる気がして購入し、現在も飼育しています。
自然工房あまぷれファーム 餌用 コオロギ 生き餌 SSサイズ 栄養満点 低カロリー エサ ペット 爬虫類 両生類 ブレンドフード2g付き (50匹)
※既に結構耐えがたいビジュアルになってきています。もう少し育てて(泣)フトアゴヒゲトカゲに与えるしかなさそうです。
メリット
- デュビアと同じく飼育が簡単
- 垂直の壁は登れない
デメリット
- ある程度成長すると見た目は完全G
- デュビアと比べると独特の匂いがする
- 慣れてない方にとってはハードルが高い
- 販売しているお店が少ない(私はいつも通販で取り寄せしています)
- 冬場は流通が減り特にに入手しにくくなる
勇気をだして購入したレッドローチを与えた様子はこちらです。
見た目もグロくないサイズなので、ご安心ください。
餌を6種類与えてみたまとめ
上陸したばかりの赤ちゃんのカエルは餌が食べれず餓死してしまうことがあるそうで、1日何回かに分けて小さな生き餌を与えていました。
カエルの食欲が凄いのは聞いていましたが、与えても与えてもお腹が減っているような顔をしてこちらを見てきますし、実際与えるとパクパク食べます。
かといって与えすぎは体調不良の元で、病気になってしまうこともあるそうです。
その塩梅が分からず、足りてるのかな~足りないのかな~?食べてるのかな~?と気になってしまい、カエルの赤ちゃん時代は家にいる時間は、私はほぼカエルケースの前で様子をチェックするほどでした笑
今思えば、そこまで神経質になる必要はなかったと自分でも可笑しいほどですが、初めてカエルの飼育をされる方は私みたいに不安なのでは?と思います。
現在は3匹の体は大きくなり、1日おきにレッドローチ、デュビア、コオロギのどれかを与えています。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
6種類の餌を与える様子をまとめた動画をご紹介します。
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