今年は、鉢植えで育てているスイートレモンとジャンボレモン、今までで最も多くの花をつけました。
花が咲かない、咲いても雌しべがないと悩んでいた頃からすると、沢山の花を咲かせてくれるのは夢のようですが、少し心配なことがあります。
わが家の鉢植えで育てる、レモンの木の開花をご紹介します。
5月中旬にレモンの花が開花し満開になりました
冬を越して不織布を外すと、すす病と思われる症状があり心配していたスイートレモンの木ですが、今年はたくさんの花芽をつけました。
まだ葉っぱが黒くなっている部分がありますが。
すす病を発見して、対処した時の記事は「レモンの葉が黒くなった…それは「すす病」かも!」です。お悩みの方は参考にしてください。
一つの枝にたくさんの花芽がつき、次から次へと開花していきます。
雌しべもちゃんと確認できますね。
少しピンクがかった蕾のジャンボレモン、こちらも今までで最も多くの花を咲かせました。
ジャンボレモンは、雌しべがない花も確認できますね。
これは、木がまだ若いことや栄養不足が原因でレモンの木にはよく見られる現象です。
わが家も2年前にレモンが初めて開花しましたが、その年はめしべのない花がたくさん咲きました。「レモンの花が開花したけどめしべが無い!?」の記事でその様子をまとめています。
花を咲かせる、実を付けるには木はたくさんのエネルギーを使うので、肥料を与えてやることも大切です。
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レモンの花が咲きすぎると良くないのはなぜ?
さて、たくさんの花が咲くと沢山の実がなるのかな~と楽しみですが、実は少し心配な点もあります。
なぜなら、レモンの花が咲きすぎると、実をつける前に花や蕾を摘み取る摘蕾や摘果が必要になるという記事を読んだからです。
植物は、蕾を付け、花を咲かせ、実を成らせるためにたくさんの栄養を使います。
たくさんの実をつけた場合には、一つ一つの実の大きさが小さかったりするので、事前に不要な蕾や花、実をとってしまう必要があるのです。
せっかくできた蕾や花を摘み取るのか…と残念な気持ちになります。
たくさんの花が咲いて、たくさん結実したとしても、そのうち自然摘果で実は落ちるのだからいいのでは?という気もします。
自然摘果とは、果実が自然に落ちることをいいます。
悩んだ挙げ句、もう開花間近の蕾ばかりだからと咲かせてみることに。
レモンの花が咲くと爽やかな甘い香りが漂い、なんとも素敵な気分になります。
その香りに誘われて、いろんな虫もやってきます。
今年はレモンの摘果が必要かな?
花びらが散ると、レモンの赤ちゃんが現れました。
かなりの数の花が結実しているように思いましたが、6月中にほとんどの実は大きくならずに落ちました。
今のところ、ジャンボレモンは1個、スイートレモンは3個の実をぶら下げています。
このまま大きくなって無事収穫できる日が待ち遠しいです。
初めて夏にも花が咲きました
レモンは四季咲き性があり、5月、7月、9〜11月の年3回ほど花が咲きます。
と言っても今まで1度も夏と秋に花を咲かせたことはありませんでした。
今年の7月中旬、水やりをしていると、ジャンボレモンに花が咲いているのに気づきました。
しかも1つだけ。
さて、この子は大きくなるのかな?
レモンの四季咲き性の強弱は品種によって異なるようです。
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