先日レモンの開花を話題にしましたが、今回はオリーブが無事開花したのでそのご報告です。
昨年は開花後に実をつけることはありませんでしたが、今年は収穫をしてみたいので人工授粉をするかしないかについても調べてみました。
自家製オリーブをおつまみに美味しいワインをいただく日を夢見ています。
オリーブの開花の予感は4月!今年はたくさんの花が咲きそう
わが家の背丈が140センチ程になったオリーブピクアルが、4月の中旬に蕾が確認できるようになり、毎日少しずつ蕾は膨らんでいます。
オリーブの開花時期は5月の下旬から6月中旬頃。
今年の開花は昨年より早いかもしれません。
そして、昨年は枝先に1~2房程度花が咲いたのですが、今年はこんなにたくさんの蕾があり嬉しくてたまりません。
昨年、初めてオリーブの花が咲いた時の様子は「1本でも実がなるオリーブの品種ピクアルに花が咲きました」で紹介しています。
これだけの蕾が開花すれば、いくつかは結実してくれるのではないかと期待しています。
レモンの花が咲き乱れている頃、オリーブも蕾は更に膨らみ開花間近のようです。
「一本でも実がなる!」というフレーズに惹かれ購入したこのオリーブピクアルは、自家結実性のある品種です。
昨年は初めての開花だったこともあり、花の数も少なく実はなりませんでした。
無事開花した鉢植えのオリーブピクアルは受粉するのか
ついに開花した鉢植えのオリーブピクアル、翌日には満開です。
これだけ咲けば今年は収穫できるかも…と期待はしていますが、こればかりはその時になってみないと分かりません。
オリーブの花は小さいので分かりにくいのですが、レモンのように完全花と不完全花とがあるようです。
子房がない雄しべだけの花が、不完全花です。
朝の水やりではあまり時間がとれず観察できていませんが、一定数(半分くらい)は不完全花だと思います。
オリーブが実をつけるために必要なことは?
ご存知のとおり、多くのオリーブは一本では実がなりません。
木自体に雄雌があるわけではなく、受粉木が必要で、ご近所にオリーブの木があれば一本でも結実が可能かもしれません。
自家不和合性が強く、他家受粉を必要とする、ということです。
近くにオリーブの木がない場合は、収穫を楽しむためにもう一本のオリーブの木を用意する必要があります。
品種間で相性があるので、新しいオリーブの木をお迎えするときは品種同士の相性にもご注意くださいね。
そして、わが家にいるピクアルやミッション、ルッカなどの品種は自家結実性があり1本でも実が付きます。
それでも、他の木の花粉の方が受粉しやすいので、収穫量を増やすためには受粉木を置くほうが確実です。
花を咲かせたオリーブは、風や虫の媒介で受粉をするので、開花後は雨にあたらないようにする必要があります。
といっても雨は自然のものでコントロールはできませんが、鉢植えでオリーブを育てている場合は、少しでも雨が当たらないよう軒下へ移動させてあげてください。
雨が降ると花粉は飛びませんし、虫さんも遊びにきてくれません。
幸い、私が住む地域はしばらく雨が降らない予報なので、一安心です。
さて、凄い量の花粉が葉の上にのって風が吹くと飛ばされています。
風さんに頼るだけでなく、人工授粉をした方が結実の可能性が上がるのは間違いありません。
人工授粉自体は難しい作業ではなく、絵筆や麺棒があれば簡単にできます。
今年はうちのオリーブちゃんにとって好条件なので、人工授粉は行わず自然にまかせてみようかと思いってみたり。
先日ハチがレモンの花に遊びに来てくれていたので、オリーブの花にもまた遊びに来てくれないかなぁ。
週末、時間に余裕があれば人工授粉にもチャレンジしてみたいと思います。
コメント
[…] 花粉をたっぷり飛ばすオリーブピクアルの姿は、「オリーブピクアルが開花したら人工授粉が必要か」で掲載しています。アレルギーの方は要注意です。 […]