オタマジャクシを育てています!と言いつつ、孵化のことを書く前に力尽きてしまいました。
今回は孵化したオタマジャクシを飼育する話を、本当に書きたいと思います。
シュレーゲルアオガエルの孵化について
シュレーゲルアオガエルは約7日でオタマジャクシが生まれるようです。
卵塊を拾ったのが5月7日、変化が起きたのは5月19日頃。
通り雨の雨上がりに卵塊の中で孵化していたオタマジャクシが水中へと生まれてきました。
オタマジャクシの成長過程について
全部で15匹のオタマジャクシが生まれました。
何百という卵を産卵するという記事を見ましたが、わが家でオタマジャクシになったのは15匹でした。
クリーム色の卵が表面からたくさん見えていましたが、これらのほとんどは乾燥しきっていて孵化はしなかったようです。
5月21日
孵化2日目のオタマジャクシの様子です。
メダカの餌を与えてみますが、最初は全く食べてくれません。
5月29日
1週間もすると体(というより頭?)は大きくなってきました。
6月6日
個体差が出てきて、餌をよく食べる子とそうでない子、大きな子とそうでない子など違いが見えるようになりました。
6月16日
後ろ足が出てきたオタマちゃんを確認!
小さな小さな足がぴょこっと生えてきましたよ。
6月19日
一匹目のカエルがついに上陸しました。
第一号の上陸を確認
オタマジャクシが上陸するまでに何日かかる?期間はどれくらい?
孵化してからは、一体どれくらいでカエルになるんだろう?とずっと悩んでいました。
調べてみると、アマガエルの情報はたくさん出てくるけれど、シュレーゲルアオガエルを飼育し記事にしておられる方はあまり多くありません。
アマガエルとよく似ているから、アマガエルと同じ1カ月から2カ月くらいなんだろうか。
なぜ私がそんなに気にしていたのかというと、飼育環境がガラッと変化するからです。
オタマジャクシ時代はえら呼吸なので、お水の中で過ごしますが、カエルの姿になって上陸すると肺で呼吸をします。
すなわち、地上を作ってやらないと溺れてしまうのです。
また、オタマジャクシは蓋のない小さな水槽を屋外に置き飼育していましたので、カエルになった途端みんな外に飛び出していってしまうはずです。
他にも餌の問題もあります。
オタマジャクシ時代は、メダカの餌としてうちに常備している沈下性の餌や冷凍の赤虫を与えていました。
カエルになると生き餌しか食べてくれなくなります・・・(中には人口餌を上手に与えている方もいらっしゃいます。うらやましい!)
ということは餓死させないために餌の調達も必要となります。
その他にも捕獲した場所に放すのであれば、カエルになる前でないとその作業が大変な事は容易に想像できます。
そんなこんなを「いつカエルになるんだろう」と不安になりながら、考えていました。
結局わが家では孵化してから(孵化したのを確認してから)、36日で1番早い子が上陸しました。
一番最後のオタマジャクシが上陸するまでには、1週間以上の差があったので36~
45日といったところでしょうか。
ちなみに卵塊の中で孵化をし、水中へと出てくるので水中に出てきた日から数えています。
詳しい成長の様子は、動画でも公開しているので見てみてくださいね。
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