すっかり春になり、雨の日も少なくお散歩やお庭時間にぴったりの、過ごしやすい季節になりました。
わが家の鉢植えの植物たちも生長期なので、朝の水やりを欠かすことが出来ません。
水やりがてらお庭をパトロールしていると、次なるトラブルが…
見覚えのあるアゲハチョウの卵

スイートレモンの木に、沢山産み付けられたアゲハチョウの卵を発見しました。
わが家で昨年育てていたアゲハチョウも、小さな幼虫の頃からワシャワシャと葉を食べ、全ての枝についた葉を食べ尽くしてしまったのを思い出します。


私が献上した、スイートレモンの葉を食べまくるアゲハチョウ幼虫の様子は「アゲハチョウの幼虫飼育中<その2>」で綴っています。
昨年は、大切にアゲハチョウを飼育しましたが、今年はレモンの木を守る側にシフトチェンジです。
パトロールを続けると、少し離れた場所のジャンボレモンの木にも卵がありました。

やはり、新芽に産み付けていますね。
孵化したばかりの黒い幼虫は、新芽しか食べないらしいです。
アゲハチョウの卵の駆除方法は?
駆除の方法は、とても簡単、指でつまんで取ることが出来ます。
潰れるんじゃないかと、ちょっと気持ち悪く感じる方もいらっしゃるかもしれません。
実際に触ると分かりますが、アゲハチョウの卵はとても硬く、つまんだくらいの力では潰れません。
ただ、想像以上に卵が葉にしっかりとくっついているので、上手に取らないとレモンの新芽の方がとれてしまいます。
気を付けて作業をしましたが、私も2本の新芽をおとしてしまいました。

今年に入って、これがもう2回目の駆除となりました。
現在は、なるべく薬を使わずレモンを育ててみたいので、私は手で卵をとっています。
アゲハチョウの卵くらいだと駆除はそんなに大変ではありませんが、その他にもカイガラムシやアブラムシなどの害虫が訪れる可能性があります。

私が去年苦しんだ、カイガラムシについては「サボテンにくっついているカイガラムシとの闘い<ミニサボテン>」で書いています。
これらの害虫も、できる限り薬を使わず駆除をしようと考えていますが、カイガラムシとの闘いは本当に壮絶なので、なるべくやさしい薬の使用は視野に入れています。
アース製薬 アースガーデン やさお酢 1000ml
100%植物成分のあらゆる植物にいつでも使用できる、やさお酢の導入を考えています。
発生前からスプレーしておけば、アブラムシ、ハダニ、コナジラミ、うどんこ病を防ぎぐことができるし、レモンだけでなく家中の植物に使うことが出来ます。
しかも、果樹の場合は食べることを前提にしているので、薬剤がかけるとなると気になりますが、お酢100%の食品成分なので、食べる直前まで使用可能なところも安心ですね。
昨年、アゲハチョウをあんなに愛でていた自分を思い出すと、少し複雑な気持ちになりますが、レモンの実に今年の私はどうしても会いたいので、「ごめんね~」と言いながら駆除しています。
しばらくアゲハチョウとの闘いが続きそうです。
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