今年は、枝数はすくないながらも一足早い春をわが家に連れてきてくれたミモザ(ギンヨウアカシア)でしたが、開花後の初夏にはたくさんの花芽を付け、来年はもっと多くの花を咲かせてくれるのではと楽しみにしていました。
そんな我が家で育てている鉢植えのミモザなのですが、実は今年の夏にトラブルが起きてしまいました。
ミモザアカシアの鉢植えは、夏場にトラブルを起こさないために、絶対に気を付けなければならないことを私自身学びましたのでお伝えしたいと思います。
夏の暑さとともに少しずつ落ちていくギンヨウアカシアの葉
8月の中旬から、少しずつミモザの葉が鉢の周りに落ちている気がしていました。
地面に茶色くなった葉が落ち、少しずつミモザの枝のボリュームが無くなっていきます。
朝晩の水やりはもちろん毎日行っていましたが、ある日水やりをしている時のこと、シャワーの水圧でかなりの数の葉がパラパラと落ちていきました。
あまりにパラパラと落ちるので、病気なのかもしれないと考え、その理由を調べるためインターネットで検索をしまくりました。
インターネットで調べたところ、寿命で落ちる葉も一定量はあるとのことでした。
その記事を見た後、あまり葉のことは気にせず過ごしていたのですが、ある日の朝、水やりをしようとふと見ると、あまりの変わり果てたギンヨウアカシアの姿に驚きました。
あれ~?枝に葉がほとんど無くなってしまっている…
(そしてキノコが生えている…)
枝先の花芽も茶色く変色してしまっています。
ミモザの花が咲き喜んだ春の記事は「ミモザの花が開花しました!6分咲きくらいです」です。綺麗だったのになぁ。
残念ながら、こちらも…。
来年の春のミモザの開花は、見る事が叶いそうにありません。
ミモザの蕾ができる時期については「ミモザアカシアの花の蕾はどんなの?いつ蕾がつくの?」で書いています。
ミモザアカシアが夏に葉を落とすのはなぜ?
水切れを起こしている
まず考えられるのは、鉢植えで育てているので水切れを起こしている可能性です。
鉢植えの植物は、地植えに比べると吸収できる水分が鉢の中に限られるので、どうしても水切れを起こしやすくなります。
朝の早い時間にザザザッと庭の鉢植えに水やりをします。
そして、夕方に鉢を覗くと、すでにどの鉢の土もよく乾燥しているので2回目の水やりをします。
「さすがにこの暑さだし乾燥するか~」と勝手に納得していましたが、ミモザの鉢植えに水が足りてないことには変わりません。
かといって、葉が落ちた今は引き続き様子を見ながら水やりを続けることしか出来ません。
※最近は朝の水やりの方法を少し変えてみました。
シャワーでザーっと鉢の中が水でいっぱいになるまでまず与える。
鉢底から水が抜けたら、また同じようにシャワーで水を与えます。
というのを3回繰り返しています。
以前より葉っぱの枯れが少なくなっているように思うので、同じお悩みをもつ方はぜひお試しください。
根腐れを起こしている
夏の終わりに、台風の影響でよく雨が降った時期がありました。
雨が十分に降った日は、もちろん水やりは行っていませんが、1週間ほど断続的によく雨が降っていたので、根腐れを起こしたとも考えられます。
このキノコの生え方を見ると、乾ききってない土にまた水を与え、根腐れを起こして葉を落としたとも考えられます。
根腐れを起こしているのかどうかを確かめるためには、鉢から根を掘りおこしてみないといけませんが、私の背丈ほどになったミモザの植え替え…なかなか重い腰が上がりません。
涼しくなったら、と植え替えを含め考えていましたが、気がついたら10月になってしまいました。
根詰まりを起こしている
その他には、ミモザの鉢植えが根詰まりを起こしている可能性も考えられます。
少し心当たりがあって(鉢底の穴から根が出てきているのも確認しました)、根詰まりしている可能性も十分に考えられます。
植物が根詰まりを起こしてしまうと、水分や養分を十分に根から吸収することが出来なくなるので、葉が落ちたり枯れたりすることがあります。
ミモザの鉢植えが根詰まりを起こした場合は、一回り大きな鉢に植え替えてあげる必要があります。
我が家が利用しているのは、プラスチックのコンテナですが、サイズ展開も多く、何より鉢自体が軽いので移動が楽に行えるので重宝しています。
根詰まりした場合は植え替えをしなくてはならないのは分かっているのですが、心配なのがミモザは植え替えが苦手だということです。
ミモザの根は、土の中にまっすぐに伸びるので、植え替えの時に根が傷つきやすいという理由です。
新しい鉢へ植え替えの際にうっかり根を傷をつけてしまい、植え替え後に枯れるケースもあるのだそうです。
また、ミモザの植え替え時期は、花芽が終わった後行うのが望ましいそうですが、10月に入ってしまった今、植え替えをしても大丈夫なのかな?といった心配もあります。
当初、水切れ、根詰まり、根腐れの三つのうちに原因があると考えていましたが、もう一つの原因という可能性が出てきました。虫による被害です。「ギンヨウアカシアにつく虫は?蛹になった虫を発見!」の記事でその内容をまとめています。
夏に葉が枯れ落ちてしまったミモザに新芽が復活
他の植物もそうですが、ミモザの葉も一度茶色く変色すると、元の生き生きとした葉に戻ることはありません。
茶色くなった葉や枝は、これ以上余分なエネルギーを使わないようにカットすることをお勧めします。
私も枯れ始めている枝先はカットしましたが、よく見ると新しい葉が出てきている枝もあります。
ミモザはとっても生命力が強いので、新芽が出るその時期が来ればこうやって葉を復活させます。
正直ミモザが葉を落としてしまったときは、肥料も控えて水やりを続け見守るくらいしかできません。
しかし、その生命力を信じて水やりをしていれば、こうやって復活してくれます。(幹や枝が紫色や茶色に変色していなければ復活の可能性はあると思います。)
とはいえ、また植え替えの問題もクリアしなければならないのですが、植え替えに最適な時期は過ぎてしまったので、次のチャンスに植え替えをするべきか、それとも新芽が出てきたのでしばらく様子を見るか悩んでいます。
コメント
[…] ミモザが大量の葉を落とした原因については、「ミモザアカシアの葉が落ちるのはなぜ?夏に絶対気を付けるべきこと」でまとめています。 […]
初めまして、アドバイスアリスがとうございます、しかし残念ながらさっぱり理解できませんでした、
水きれなのか、根腐れなのかわかりませんでした
私は、毎日みずやりができるように、かなり水はけが良い状態で土を設定しました、なので1日2日で土が乾燥するようにしました、その状態で2日もしくは3日に一回土を観察し水やりをしていました、乾燥しても一ヶ月くらいは死なないとプロの方にアドバイスされました、なのに乾燥ぎみに育てていたのに
葉がポロポロ落ちます。
水が足らないのですか?
コメントありがとうございます。
乾燥ぎみでOKといわれるミモザなので、乾燥に強いことは間違いありません。
私は、水やりには今年も気を付け、梅雨の間は水やりをかなり控えて慎重に見守ってきました。
しかし、バケツをひっくり返したような大雨が降る日が何日も続くこともあり、コントロールが難しいですよね。
鉢植えとはいえかなり大きいので、軒下に入れることもできません。
まだ記事にはできていませんが、今年はミモザを一回り大きな鉢に植え替えをしました。
根詰まりだとすると問題を解消できるはずですが、それでもいくらかは葉を落としました。
個人的には、うちのミモザは葉焼けを起こしたのではないかとも思っています。
今年は、7月に入り家の西側に移動させました。(直射日光が当たるのは4時間くらいです。)
その後は大量な落葉はありません。
何が原因なのか私自身も探り探りで育てていますので、レポートできるのはまだ少し先になりそうです。
また、変化があったら教えていただけると嬉しいです。