すっかり初夏の訪れを感じるような陽気ですが、皆さまはゴールデンウィークはお出かけをされましたか?
私は、高速道路の渋滞に怯えながら、久しぶりに実家に遊びに行きました。
実家には、かなり昔から大きな「金のなる木(カネノナルキ)」の鉢植えがあるのですが、ちょうど開花していましたよ。
多肉植物の金のなる木ってどんな植物?
「金のなる木」は、ベンケイソウ科に属する植物で、乾燥や低温などの厳しい環境に適応し、世界中に分布しています。
和名は「フチベニベンケイ」、お店では「金のなる木」や「カゲツ(花月)」の名前で販売されていることが多いです。
なぜ「金のなる木」という名前なのでしょうか?
本当にお金が次々なる…と嬉しいのですが。
実は、「金のなる木」が流通しはじめた当初、5円玉の穴に新芽通して成長させて枝にお金がなったように仕立てて販売されていました。
私も幼い頃に、園芸ショップで販売しているのを見て「お金がなる木なんて凄い!」と感動した記憶があります。
このほかにも「成金草」と呼ばれることもあるようです。
そもそも、金のなる木は風水では金運UPの効果、恋愛運UPの効果があるとされていることもが由来しているのだと思いますが、効果の程はいかがでしょうか。
わが家は金運が上がった!という実感はありませんが、金のなる木の肉厚の葉を眺めているとなんとなくいいことが起きるような…幸福な予感がします。
さらに、金運を上げたいという方は風水的なポイントも気にして育てていらっしゃるそうです。
- 例えば鉢植えを置く場所は、玄関やリビング。
- 植える鉢は黄色や赤色など、金運を上げる色を使う。
- 鉢底に石英や水晶を敷く。
多肉植物の金のなる木の育て方は難しい?
ベンケイソウ科の植物は、多肉植物の中でも育てやすい丈夫なグループに入ります。
育てやすく、花も楽しむことができ、どんどん増やせますし、さらに運気アップもできるとされています。
育てる環境は、1年を通して日当たりの良い場所で育てることが望ましいです。
室内で育てる場合は、春から秋は窓辺に、窓辺の気温が下がりやすい冬は窓辺から少し離れた場所で育てます。
私は、冬の間は屋内に置いていますが、ひょろっと徒長してしまい元気がなくなるので、4月頃から屋外に出して育てています。
また、「カネノナルキ」は手がかからないと言われるのは、肥料をあまり必要としない事もあります。
もし株を大きく育てたい場合は、春から秋にかけて、月に1回程度、液体肥料を与えます。
金のなる木に咲くのはどんな花?
実家の120㎝越の金のなる木の鉢植えは、このゴールデンウィークに満開の花を咲かせていました。
ベンケイソウ科の金のなる木の花は、同じ科の朧月の花によく似ていますね。
清楚で可愛らしい花です。
白い花びらに赤系の雄しべ、本当によく似ています。
朧月が蕾をつけ花を咲かせる様子は、「朧月が今年も花を咲かせています」で紹介しています。
ところで「金のなる木」は、花が咲くと不吉だという言い伝えや噂があるみたいです。
「花が咲くとその株は枯れてしまう」という話も聞いたことがありますが、この噂は事実無根のようです。
実家の金のなる木は冬の間室内で育てていますが、大体ゴールデンウィークの頃に花を咲かせ、その後は屋外で育てています。※そのせいでこの時期は徒長気味です。
毎年この時期に花を咲かせているので、花を咲かせると株が枯れてしまうということはありません。
わが家にも「金のなる木」の鉢植えがありますが、実家の120㎝の高さの物と比べるとまだまだ小さい株です。
そして花を咲かせた事は、まだ1度もありません。
いつの日か大きく育って花を咲かせるのかと楽しみにしています。
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