私がまだ子どもの頃、祖母の家に遊びに行くと、池の周りにムスカリの花がたくさん咲いていました。
当時は、花なのか実なのか分からなくて、「ムスカリ」という花の名前すら知りませんでした。
ただ、ブドウにそっくりなそのフォルムが可愛くて、おままごとに使いたいのだと祖母に花を摘ませてもらったのを覚えています。
あれから40年近くが経とうとしています笑が、わが家にも3年前からムスカリを植えています。
鉢に植えっぱなしなのに今年も花を咲かせるムスカリ
寒い日と暖かい日が繰り返し訪れ、体調を崩しそうな春先のこの時期。
ミモザの花も、枝ごとに順番に満開になり、家族の目を楽しませてくれています。

わが家の鉢植えで育てているミモザの花については、「ミモザの花が開花しました!6分咲きくらいです」で記事にしています。
そして今朝、また春の訪れを見つけました。

3年前冬の始まりに、ムスカリとチューリップの球根を植えた鉢です。
それから、球根は植えっぱなしでしたが、毎年蕾を付け美しいパープルの花を咲かせてくれています。
ずぼらな私でも管理できる花を探した結果、植えっぱなしにしておけるムスカリを見つけ、球根を購入しました。
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そして、3年間植えっぱなしにしているわけですが、ずぼらな私でも何度か球根がどうなっているのか気になり、掘り返したことがあります。
すると、球根のまわりには小さな球根がたくさん付いていましたが、どうしたらよいか分からずまた土に埋めました。
伸びすぎの葉の理由は実は「植えっぱなし」
開花もうすぐの蕾もたくさんあり、満開になる日が待ち遠しいところですが、このムスカリについて悩みがあります。
それは、葉が長すぎること。
まるでロン毛で、あまり美しくありません。
1年目はこんなに葉は長くならず、もっとコンパクトだったのですが、2年目はもう既にこんなロン毛でした。
球根も増えてきたので、この鉢以外に水栽培やムスカリタワーなんかにも挑戦したいと思っていましたが、このロン毛だとイメージが違います。。
実は、球根を年中植えっぱなしにしていると、このように葉が長く伸びるのだそうです。
葉をカットすることも考えましたが、散切り頭のようになりそうなので、まだ実践していません。

こんな風に、水栽培にして室内に飾りたいのですが、ロン毛でも散切り頭でも美しくないことには違いありません。
葉を切らずにいるのには、もう一つ理由があります。
花が終わった後に、葉はせっせと光合成をして球根に栄養を貯めます。
以前掘ってみた時に、小さな球根をたくさん見つけたので、その小さな球根達も大きくして、花を咲かせてもらいたいというわけです。
ムスカリの葉が伸びすぎないようにするには?
植えっぱなしでOKということで、植えることにしたムスカリでしたが、葉を短くするには、やはり球根を堀り上げないといけません。
葉が役目を終えて黄色くなり枯れる頃(6月頃)、球根を掘り上げて乾燥させた後に、保管をします。
掘り上げた際に、分球(新しい球根を取り外す)の作業をしておきます。
秋も深まり、11月に入ってから植え付けをします。
10月中に植え付けてしまうと、植えっぱなしと同じで、葉が長くなることがあるみたいです。
植えっぱなしだと葉が長くなる他にも、鉢が球根でギチギチになって花付きが悪くなるそうなので、3年目の今年は掘り上げてみようと思います。
そして、球根を太らせてこの冬は水栽培やムスカリタワーにも挑戦してみたいと思います。
ムスカリの花が満開です

3月22日、蕾を発見してから2週間が経ち、わが家のムスカリの鉢が見頃を迎えています。
相変わらず、葉はびろーんと長いのですが、紫色が本当に美しい。
久しぶりに見る、色鮮やかなムスカリの花の紫色は、はっとさせられるほど美しくて、しばらく見とれてしまいました。

白色も時間差で蕾が出てきています!
ムスカリの花は、次々に蕾が出てきて、10日前後咲いてくれるので長い間楽しむことが出来るのも魅力です。
コメント
[…] わが家の満開のムスカリの様子は、「植えっぱなしのムスカリに蕾ができていました」で紹介しています。 […]