今シーズンは、想像以上に気温が低下する日があり、わが家の多肉にも想像以上の被害が出ています。
ここ何年も、同じ屋外の管理方法で冬越しをしてきた種類の中にも、溶けたりしおれてしまったものがあります。
厳しい寒さの中、マイナス5度になる朝晩も何度かありましたが、「へっちゃら~」と元気に過ごしている多肉を今回は紹介したいと思います。
やっぱり強い古株の朧月
屋外の多肉棚で管理中の朧月さん。
冬のシーズンは、ほんのりピンクで美しい。
わが家では、昔は地植えで過ごしていた株もあるほどです。
何度も雪をかぶった経験もある、本当に強靱な種です。
しばらく放置していた間に、子株も出てきてかなり賑やかな様子。
ほんのりピンクに染まっている白牡丹
こちらも相変わらず強く、たのもしい限りです。
朧月と同じく、うっすらピンクに葉が染まるこの時期の白牡丹は、とても美しいので大好きです。
子株や葉刺しにした株も順調に大きくなっています。
これ以上増やしてどうするんだ!と自分でつっこみながら、落ちてしまった葉を葉刺し用の鉢に拾ってしまいます。
暖かくなったら、この子達で寄せ植えを作ってみたいですね。
小さな子株は、お花のようで可愛い!
アガベ笹の雪錦は子株がまた増殖中
今シーズン、アガベ・アングスティフォリアのすべての株が溶けてしまいました。
完全に油断していたので、申し訳ない気持ちです。
一方、雪をかぶりながらも、元気でいてくれたのが笹の雪。
この子は、毎年たくさんの子株がでるのですが、親株はそんなに大きくなっていない印象です。
もふもふ白兎耳も案外強靱?
さびさび缶に植え付けた、こちらの白兎耳さんももふもふで元気な様子。
とはいえ、プランターに植えていた黒兎耳や白兎耳、月兎耳はかなりのダメージがでていました。
プランターに植えていた兎シリーズの被害については、「寒波による黒法師たちの被害が止まりません」で記事にしています。
多肉棚の棚板によって、霜や雪に当たらずにいることができたからこそかもしれません。
冬越しは多肉にとってとても大変
昨年まで大丈夫だったから~と、屋外に放置したままにし、今シーズンはかなりの被害が出てしまいました。
重いプランターに植えつけた株や、地植えしていたものに被害が多く出ています。
一方多肉棚で管理をしていた種類は、被害がほぼありません。
これは、棚が屋根の役割をし、雪や霜に当たるのを防いでくれたのだと思います。
それに加えて、地植えの株は、冬だからといってなかなか水を断つことが難しい状況にあります。
雨や雪が降り、まだ土も乾かないまま気温が低くなれば、根にもダメージを受けます。
多肉植物は、茎や葉に水分を蓄えているので、その水分が凍る結果、溶けてしまうこともあります。
多肉植物の地植えが素敵なお庭を見ると、とっても憧れますが、種類の選び方と植える場所選びは本当に大切ですね。
コメント
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