4月に入って、蕾をつけた鉢植えのスイートレモンの木。
いつ咲くのかなー?と心待ちにしていましたが、ついに白い可愛い花を咲かせてくれました。
白い清潔感のある清楚なレモンの花を観察しました。
わが家のスイートレモンは5月に開花
4月の末、蕾が大きく膨らみ開花間近だろうと思っていました。

開花前、蕾をつけてからの様子は、「レモンの花はいつ咲く?蕾はどんなの?」でご紹介しています。
5月11日
スイートレモンの2つの花びらが開きました。
新緑の葉もたくさん増え、白い花びらとのコントラストが美しいです。

花が咲いた枝には、少し色の悪い葉が一枚あるのみです。
他の緑色の濃い葉は、今年の4月になって出てきた若い葉なので、花の咲いたこの枝は、昨年の間に伸びたものだということになります。
お花が咲いたということは、今年はレモンの実がなるかもしれない!とドキドキし始める私。
一般的に、レモンの花は5月から6月に咲き、うまくいけば6カ月後に収穫ができるようです。
レモンの花を観察すると大切なアレがない!
5月13日
レモンの花は美しく、朝の水やりパトロール中もついつい見入ってしまいます。
花を覗き込んでまじまじと見ていると、何やら違和感を覚えます。
おしべの先には花粉がたっぷりついているのを確認できます。
でも、実をつけるために必須のめしべが見当たりません。

もう1つの方の花も確認してみましたが、めしべは確認できません。

何とも悲しくなり、webでレモンの花について情報を集めてみました。
すると、レモンは不完全花が咲くことが珍しくないそうです。
特に、初めて咲く花には多く、不完全花の場合は花が散った後、当然実がなることはありません。
レモン栽培初心者の私、初めてのレモンの花なのに不完全花だと気づくことが出来たのは、隣に並んでいるジャンボレモンの花と見比べたからです。
一足先に開花し始めていたジャンボレモン、こちらの花はばっちりめしべが確認できます。

レモンの花の命は短い
不完全花だといっても、レモンの花は美しくうっとりしてしまいます。
5月13日
めしべが無くても虫は香りに誘われて飛んでくるのでしょうか?
今日は、どちらにしても雨模様なので虫さんは来なさそうです。

5月15日
花びらは散り、おしべも落ち、がくのみが残りました。

開花から、たったの4日で花は終わってしまいました。
短い期間で散ってしまいましたが、レモンの花には四季咲き性があるので、うまくいけば夏の間まだ花を咲かせます。
そして、5月下旬から6月くらいに咲く夏花は、結実する可能性が高いとのことなので、次回に楽しみは持ち越しです。
ちなみに、今回咲いた花は春花、ということになりますね。
夏花をしっかり咲かせてもらうために、水切れを起こすことがないようお水やりを頑張りたいと思います。
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